自分の人生を自ら歩んで頂くための情報活用。
と銘打って、鑑定の締めも「あくまでこの鑑定結果は現時点から観た傾向やヒントであり、貴方のこれからの意志や行動で未来や結果は変わります」と主体を依頼客に戻す様にしていたのですが、それでも“依存客”さんや“粘着”さんは発生し、かつて何度か困りました。
占い師さん達のコミュニティでも同様な課題は常に取り沙汰されており、決定打は難しい様です。
お店の出禁は余程のことがないとできないですし、電話占いだと“リピーター確保トーク”として依存助長の指導している所もあるそうです。
残念ながら、不安や不満、そして心の病から「占い依存」になる人は結構な数いて、毎月何回もリピートしようとしたり、夜でもどこでもとにかく「占ってほしい」とアクセスしようとしたり、鑑定後も延々とメッセージ(DMや追加コメント機能等)でクレクレしてきたり。
(努力と釣り合わない成功を求めたり、都合のいい恋愛を期待する事を運命と言って求めたり、自分が学び行動するのではなく雛鳥の様に口開けていれば食べ物を与えられるスタンスから成長できていなかったり、占いではなく心療内科に行くべき状態だったりetc…)
そこで、他の占い師さん達との共通項も含めた対策例です。
※1ヶ月に1回まで
と、お店やサイト等の案内に明記したり、言う。
それ以上リピートしようとしたら「また来月以降に」とライン引きができる(断る理由になる)。
現に同じテーマや同じ人を短期間で何度も何度も見えない領域を観る行為(占い)をしても、情報はあまり変わらないし、本人が努力や意志を前向きに使わない限り都合よく結果変わらないし、何度も求める時点で不満や疑いの思念を自ら上書きする行為であり求める結果から遠ざかる。
(占いに通えば通うほど不幸になっていく人が多いのもそう)
情報変わらん、占いより努力や行動の方が開運及び良い結果に繋がる、(恋愛関係は特に)そんなに何度も相手の潜在意識や魂と呼ばれる領域を(占いで)観ようとすると向こうからも勘付かれて本能的に嫌がられるよ、貴方の事が本当に好きだし観えるからと言って何度も何度も貴方の部屋の窓を覗きにくる人がいたら相手がどんなに良い人だろうと嫌になるでしょ、と。
仕事関連だと、同じ取引先に進捗状況変わらないのに営業電話だけ何度しても提供商品開発やサービスやプロジェクトに手をつけてなかったら取引成立はいつまでもしないでしょう 今はプロダクト開発の段階、等お伝えする。
※健全なスタンスを打ち出す
冒頭にて効果は万全でない事を書きましたが、より強く明記したら、依存傾向の人避けにはなりました。
依存客を更に依存させ喰い物にしている悪徳占い師やスピ系ビジネスは金銭目的の商売としては良いのかもしれませんが、結局お客様も占い師(ヒーラーやコーチ)側もネガティブに堕ちていくので、やはり健全な在り方は大事です。
※人生楽しんでる姿を見せる
旅行でも美味しいレストランでもLIVEでも、占い師自身が人生楽しんでいる姿をSNSやブログで時々見せる事。
占い師も1人の人間であり自分の人生の時間がある事(四六時中 “占い師として貴方=依存客・粘着の為に待機”しているわけじゃないと)を理解させる。
また、行動が幸せな結果(状態)を作る事を示す。
人様の心に寄り添う事は時に依存の助長や、欲望からの粘着に合うリスクもあるので、クールにドライに、きちんと線引きして、互いに良い状態を守っていきましょう。
(補足)
私の場合、元々占い師になりたいわけでなく、研究結果の実践として最初はプライベートの知人達を見て喜ばれていましたが、休みの日でも夜でも月に何度もアクセスしてくる人が発生して、仕事でも恋愛でも何か気になるとすぐ占いを求め、期待通りの結果が出ないと延々と不満メールやヒステリックな電話をしたかと思えば、歳下の私を応援という欺瞞で支配しようとしてくる為、距離を置かせて頂きました。
(「自分の可愛がってる子が凄い占い師で〜」と自分の手柄の様に周りに自慢し、2人で遊ぶつもりが私に無断で占い目的のお金を用意した顧客候補を何人も連れてきたり、私の意思を無視して「占いの才能があるんだから占い師になれ!」と何度も命令されたり)
また、最初は“友達”として占いを求められて(無料)鑑定しているうち、「私は○○リーダー(特有ツール使用のスピ系内輪の資格)になった」というので話を聞くと、「高額かつ数日間の短期のコースを受けて認定され、スピ仲間数人モニターしてすぐ有料に切り替えて客募集したのだが客が来ない、貴方(私)は断ってるのに鑑定依頼がどんどん来るのはなぜ!?」と。
(嫉妬から?)その後SNS粘着してくる様になった為、心を鬼にしてブロックしました。
他にも、プライベート繋がりない方々をオンライン上で鑑定していた時期、一日中メッセージが届いたり、とにかく助けてクレクレが男女関係なくあり、線引きしないと危ないな、と実感しました。
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