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占手帳・占日記のススメ


私はいわゆる「勉強や仕事がデキる」のが客観的評価なのだが、実際はノート活用術や手帳の活用術を研究してパターン化したのが、全体的な能力UPになる実感があるので、特別公開。


私の元々の手帳の使い方は、


「予定(ミーティングや手続きや遊び等)」と


「タスク&タスク済んだらチェックマーク(仕事・制作)」と


「日記的な特記事項:鑑賞した作品名(本、展覧会、映画等)or発見(虹や花、人との出会い、アイデアや見た夢等)」


の三枠で継続してきて、計画&実際の行動&出来事等の確認ができ、能力UPになっている自負があるのだが、コレの応用が占いにも有効だと私は提案する。


占星術や一粒万倍日等、SNSで発信する人は多いけれど、別の占術では悪い日と良い日が同日とか、「どう判断するのか」見ている人に無責任な気がしていて、諸々の占術で思い込みで発信する前に、検証をすると的中率が上がると思い下記を書く。




【占手帳・占日記の作り方】


市販の手帳に縦に3本線を引いて枠を作る


1:暦枠

日付(プリセット、数秘)と曜日(これ自体も)のある枠に占い的暦:東西の占星術や各種占術の暦、新月満月等、数種の暦を書く


2:予測枠

暦枠に基づき、予測を数種書く(占星術では出会い運、九星気学では仕事に注意、新月なので願い事、等、単語で簡単に)、ワンオラクル等を足しても良い


3:日記・事実枠

世間のニュース(客観的結果、企業合併、地震、スポーツ結果等、特別な事)、個人的発見と反省(新規案件オファー、プレゼント貰う、家電壊れる、二度手間、等)



できれば一年淡々と続けて見返すと、1つの占術ではとてもお客様に「今日は○○の日だから〜」と言えない事に気づくだろう。


そして自分なりの「リズムやパターン(この暦とこの暦だと世間的にはこういう出方で個人的には逆が起こる傾向、この暦の1週間後位にこういう事起こりやすいからこの暦のタイミングで準備の呼びかけ)等」を抽出する。


その上でSNSやメディアで発信すると、見た人(お客様)に本当に役に立つ情報となるだろう。



象徴をどう解釈するか。


方位や諸々の話と重なるが、同じ動物でも各種文化(東洋、西洋、ネイティブ・アメリカン、ケルト、アフリカ他)で意味や力の設定及び物語が違う。


私はネイティブ・アメリカンのカルチャーに触れた有名ロック系のクリエイター(直に繋がっていてオンラインでハッピーニューイヤーを言い合う仲)のタロットを使い、そこに出てくる動物はネイティブ・アメリカンの神話と西洋の象徴をその時々の感覚で読み分けている。


一方、動物をテーマにしたタロットは、タロットの意味と動物バリエーションが合ってないけれど、しょうがないという感じ。


某老舗占い館の凄腕鑑定士さんから「○○の動物見たら〜〜だよ」と言われ、それは鑑定士さんの文化背景的に西洋の意味付けなんだけれど、違和感あって、本人が「基本としている文化で意味違う」と思った。


わかりやすく例を挙げると「龍」は東洋では神的なもの、西洋では敵の怪物。

だから「龍、ドラゴン🐉が出た」という時、本人が意味をとらえるにすぎない。


私の絵のモチーフをスピ臭くズレた意味付けされた時も違和感があり、

占いでも動物(や植物)モチーフあるから、意識整理のために本記事を書いた。


あと、動物占いベース(命術をキャッチーにした少し前の流行り)をエセスピ系が勉強不足の癖にオンライン繋がりの人たちにボッタクリする傾向が今あるから、誕生日きかれて動物で「お前は○○な性格だけど本当は○○な所あって〜」という文法のエセ占い師に注意だ。


動物だって自由だから、意味で縛ることはないんだよ。



対面鑑定でもオンラインでも、安全なセッションの場を確保するのは占い師の義務。


浄化とか結界とかのスピ臭い言葉あまり使いたく無いのだけれど、大事なことなので。


キャンドル灯す、お香を焚く、クリスタルを置く、手を洗い台を水拭きする、自分が信じている神秘なるものに祈る(火、風、土、水、霊/西洋の四大元素+霊、東洋の五行)等は割と皆がやっていると思うので、個人的に効果あると発見した方法を。



◆色彩や形の記号性で囲む。


私がアート及びデザインの構造的知識と感性からタロットが読めたのもあるが、視覚的表現には長年の研究で心理的効果がある事は証明されているので、私は意図的にそれを使う。タロットクロスを縁取る★型、パープルとイエロー等の補色の関係等。


(『魔法入門』、その筋の人や著名クリエイターもネタ元にする文庫本で3万円位プレミアついた本の中でも赤と緑=補色の話が出てくる。魔法は意識変容のメソッドである以上、色彩の心理効果はさもありなん)



◆指で結界の形を描く。


+終わったら柏手を音がくぐもらず壁から綺麗に響き返るまで打つ。


魔術チックだが、魔方陣等をなぜ毎回魔術師が手を使い描いているかを鑑みれば、手という自分の身体を通して意識的に空間支配する術。

円でも四角でも星型でも、その場に必要だなと思う形を私は描いている。


(CafeやBARやリゾート施設の屋外やClubや豪邸等、お呼ばれして鑑定していた時期があったけれど、見事に場により空気やクセや注意すべき事が違ったので、都度考えて対応)


占い館や自宅サロン等、いつもの自分のスペースを持つ方はおざなりなやり方でも大丈夫だと思うけれど、毎回環境違うLIVE感には身体ひとつの対応が必要だと思う。(キャンドルとかお香とかの火が使えない環境等、自分のやり方が通用しない空間がある)



◆健康第一&パーティに出られる格好。


心の世界に偏りがちな方は肉体・物質界を軽視してどんどん弱るから、肉体を強くする事が本当に大事で、筋トレや散歩や料理を基本的にすること。


そして、これは私の持論なんだけれど、人様の真剣な場に向き合う覚悟と礼儀として、そのまま“ちょっとしたパーティ”に行ける格好をする事は相手も自分も守る。


いかにも占い師な格好、ギャグみたいな民族的衣装や天然素材こだわりナチュラル系やエセ坊主みたいな着物や袈裟で脅す様な威圧的な格好、コスプレによるブランディング的としては有効だけれど、同時にそういうスピ臭い顧客しか受け付けない。


同様に、近所のスーパーに来た主婦の様な草臥れた弱い格好は、良い人だけど“守りが弱い”から、ネガティブなものが皮下脂肪のように無自覚に重なって堕ちつつあった。


私が都内一流店を研究がてら回った際は、一般的に変な格好のそういう占い師さん達は軒並み、鑑定の腕はまあまあだけど、説教支配や持論念仏や諸々、悪い意味での自我が強く誠実に向き合わない問題を感じた。(自分で考えたり努力する事が嫌で、支配されたい依存客とはwin-winだと思うが)


そして、まともな占い師さんは普通にお洒落だったり、ジャケット着用や、ルールを決めたスタイリング等、人様に向き合う意識を感じた。

私は経営者の鑑定が多かったこともあるが、基本的に綺麗目のワンピースやジャケット、変なパワーストーンアクセ(笑)はつけず、バリっとしていた。ナチュラルやカジュアルすぎて守りが弱い格好はしなかった。


その方が、目に入る他者からの“奇異なものを見る”邪念も来ないし、変な依存もされない強さをキープできるし、何よりお洒落すると気合い入るし。


占い師(セッションを提供する側)がしっかりしていないと、場の危うさに気づいて対応できないから、色彩や形や格好は“結界”として有効だと実感している。

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